作家・詩人・画家・映画監督など多彩な分野で才能を発揮するジャン・コクトーが、マリー・ルプランス・ボーモンの名作小説を映画化した作品。
森から帰ってこない父を案じた娘ベルが、森の中にある古城で野獣と出会い心通わせていく姿が描かれていきます。
アニメ、実写問わず映画化されてきた「美女と野獣」。それを1946年という時代に作り上げているのが見どころの一つ。
CGどころかカラー映像すらない時代に、魔法や幻想が入り混じる世界観を表現。映像や演出の使い方が光ります。
ストーリーは現代で知られている「美女と野獣」とそっくりそのままですが、どこか不気味な雰囲気を漂わせていたりするのも面白さの一つと言えるでしょう。
放送情報
美女と野獣【字幕】4K101 NHK BS4K
2023/2/25(土) 08:00-09:32
作品概要
原題:La Belle et la Bête1946/フランス 上映時間96分
スタッフ
監督 | ジャン・コクトー |
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製作 | アンドレ・ポールヴェ |
脚本 | ジャン・コクトー |
原作 | マリー・ルプランス・ボーモン |
撮影 | アンリ・アルカン |
美術 | クリスチャン・ベラール |
衣装 | マルセル・エスコフィエ |
編集 | クロード・イベリア |
音楽 | ジョルジュ・オーリック |
キャスト
役名 | 俳優 |
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野獣/アヴナン | ジャン・マレー |
ベル | ジョゼット・デイ |
フェリシー | ミラ・パレリ |
アデレード | ナーヌ・ジェルモン |
リュドヴィク | ミシェル・オークレール |
高利貸し | ラウール・マルコ |
ベルの父親 | マルセル・アンドレ |