数多くの青春映画を作ったフランソワ・トリュフォー監督の長編デビュー作。
問題児として扱われる少年アントワーヌが、ある日母親の浮気現場を目撃してしまったことから荒んだ生活に染まって様子が描かれます。
トリュフォーの子供時代の体験をベースに映像化した自伝のような物語であるのが特徴的。それだけに、監督の思いが伝わってくるようなリアリティが作品に魅力を与えています。（その情熱は主人公アントワーヌ・ドワネルを主人公とした物語が本作を含め5作作られたことからも分かります）
様々な葛藤を抱えたアントワーヌを演じたジャン=ピエール・レオの子役ながらも表現力豊かな演技にも注目です。（彼もまた後に作られるアントワーヌを主人公とした作品に出演を続けています）
放送情報
大人は判ってくれない【字幕】BS103 ＢＳプレミアム
2022/9/22(木) 13:00-14:40
作品概要
原題：Les Quatre Cents Coups1959／フランス 上映時間99分
スタッフ
| 監督 | フランソワ・トリュフォー |
|---|---|
| 製作 | フランソワ・トリュフォー |
| 脚本 | フランソワ・トリュフォー |
| マルセル・ムーシー | |
| 撮影 | アンリ・ドカエ |
| 美術 | ベルナール・エバン |
| 編集 | マリー＝ジョセフ・ヨヨット |
| 音楽 | ジャン・コンスタンタン |
キャスト
| 役名 | 俳優 |
|---|---|
| アントワーヌ | ジャン=ピエール・レオ |
| アントワーヌの父親 | アルベール・レミー |
| アントワーヌの母親 | クレール・モーリエ |
