アルフレッド・ヒッチコック監督によるサスペンス映画。彼自身が1934年に監督をした『暗殺者の家』のセルフリメイク作でもあります。
アメリカ人医師ベンが、旅行先のモロッコでルイという男と出会ったことから、ある国の首相暗殺を目論む一団に、妻子とともに追われることとなるストーリーです。
『暗殺者の家』と大きく異なるのは、モノクロからカラーに進化したこと。
色を駆使したヒッチコック流の演出は、サスペンスにより緊張感を与えています。
また、新たなキャスト陣もリメイクによる変化です。
主人公ベンを演じたジェームズ・スチュワートと、その妻ジョーを演じたドリス・デイの好演は、作品の世界観に没頭すること間違いなし。
ドリス・デイの歌う「ケ・セラ・セラ」は、第29回アカデミー賞(1957)で歌曲賞も受賞しており、おそらく多くの方が聞き覚えのある曲に引き込まれることでしょう。
放送情報
知りすぎていた男【字幕】BS103 BSプレミアム
2021/5/6(木) 13:00-15:01
作品概要
原題:The Man Who Knew Too Much1956/アメリカ 上映時間120分
スタッフ
監督 | アルフレッド・ヒッチコック |
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製作 | アルフレッド・ヒッチコック |
脚本 | ジョン・マイケル・ヘイズ |
アンガス・マクファイル | |
撮影 | ロバート・バークス |
美術 | サム・コマー |
アーサー・クラムズ | |
衣装 | イーディス・ヘッド |
編集 | ジョージ・トマシーニ |
音楽 | バーナード・ハーマン |
キャスト
役名 | 俳優 | |
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ベン・マッケンナ | ジェームズ・スチュワート | |
ジョー・マッケンナ | ドリス・デイ | |
ルイ・ベルナール | ダニエル・ジェラン | |
ドレイトン夫人 | ブレンダ・デ・バンシー | |
ドレイトン氏 | バーナード・マイルズ | |
ブキャナン警視 | ラルフ・トルーマン | |
ヴァル・パーネル | アラン・モーブレイ |