
名匠・黒澤明が『隠し砦の三悪人』(1958)、『用心棒』(1961)の間に監督をした作品。
戦後の日本を舞台に、日本未利用土地開発公団の贈収賄事件をめぐり、官庁と企業との黒い関係が浮き彫りにされていく様子が描かれます。
黒澤明の描き出す社外派ドラマが見どころ。モデルはないと名言しているものの、当時の日本の腐敗部分をリアルに描写。汚職を許さない主人公の立場からも見識の深さを感じさせています。
主演は三船敏郎。持ち前の演技力でシリアスなドラマをよりリアルに見せています。
放送情報
悪い奴ほどよく眠るBS101 NHKBS1
2025/3/24(月) 13:00-15:32
作品概要
原題:The Man Who Would Be King1960/日本 上映時間150分
スタッフ
| 監督 | 黒澤明 |
|---|---|
| 製作 | 田中友幸 |
| 黒澤明 | |
| 脚本 | 小國英雄 |
| 久板栄二郎 | |
| 黒澤明 | |
| 菊島隆三 | |
| 橋本忍 | |
| 撮影 | 逢沢譲 |
| 美術 | 村木与四郎 |
| 編集 | 黒澤明 |
| 音楽 | 佐藤勝 |
キャスト
| 役名 | 俳優 |
|---|---|
| 西幸一 | 三船敏郎 |
| 岩淵 | 森雅之 |
| 守川 | 志村喬 |
| 岩淵辰夫 | 三橋達也 |
| 岩淵佳子 | 香川京子 |
| 板倉 | 加藤武 |
| 白井 | 西村晃 |
| 和田 | 藤原釜足 |