スリラー映画の名匠デヴィッド・フィンチャーによる作品。
主演の一人、ブラッド・ピットとは『セブン』(1995)以来のタッグで、決して善玉とは言えないアウトローな演技は甲乙つけがたい演技となっています。
もう一人の主演(というかこちらの方が主人公)エドワード・ノートンは、ブラピ演じるタイラーと出会ったことで人生が変わっていくジャックを好演。主人公らしい魅力を見せています。
そんな二人が作る"ファイト・クラブ"の世界は男臭さ全開。男と男の肉体がぶつかり合うストレートな表現は多少過激であるからこそ熱いと言えるでしょう。
一方で、哲学のような深いテーマも孕んでおり、終始圧倒されること間違いなしの作品だと言えます。
放送情報
ファイト・クラブ【字幕】BS260 BS松竹東急
2024/12/14(土) 21:00-23:30
<過去の放送>
2020/10/10(土) 19:00-21:30 ⇒ トゥエルビ字幕版
作品概要
原題:Fight Club1999/アメリカ 上映時間139分
スタッフ
監督 | デヴィッド・フィンチャー |
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製作 | アート・リンソン |
セアン・チャフィン | |
ロス・グレイソン・ベル | |
製作総指揮 | アーノン・ミルチャン |
脚本 | ジム・ウールス |
原作 | チャック・パラニューク |
撮影 | ジェフ・クローネンウェス |
美術 | ジェイ・R・ハート |
衣装 | マイケル・カプラン |
編集 | ジェームズ・ヘイグッド |
音楽 | ザ・ダスト・ブラザーズ |
キャスト
役名 | 俳優 |
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タイラー・ダーデン | ブラッド・ピット |
ジャック | エドワード・ノートン |
マーラ・シンガー | ヘレナ・ボナム=カーター |
ロバート・ポールセン | ミートローフ |
リチャード・チェスラー | ザック・グリニア |
エンジェル・フェイス | ジャレッド・レト |
ルー | ピーター・ラカンジェロ |
ストーリー
精神面に問題を抱えるビジネスマンのジャック(エドワード・ノートン)は、タイラー(ブラッド・ピット)と名乗る男と知りあう。ある日、ジャックは家がガス爆発によって大破したことからタイラーを頼ることになった。
タイラーは自身の家に泊まることを許すが、その条件として殴り合いをすることを挙げる。
その殴り合いを通して生を感じたジャックは、同じ思いを持つ人間を集めた"ファイト・クラブ"を設立させる。