俳優として活躍するリリー・フランキーの亡き母への思いをつづった自伝的小説を映画化した作品。監督は『アカシアの道』(2001)、『さよなら、クロ』(2003)などの松岡錠司。
オトン(夫)に愛想を尽かしたオカン(妻)に女手一つで育てられたボクが、大学生まで成長して東京で暮らすようになるも、オカンの病気の知らせを聞き人生の転換期を迎える様子が描かれます。
母と子の温かな物語を描いているのが見どころ。主人公の子供時代と現在とを通して描かれる関係の移り変わりは、どこか懐かしくも儚い感動を生み出しています。
主人公をオダギリジョーが、母を樹木希林が演じ、ドラマに深みを与えている点にも注目です。
放送情報
東京タワー オカンとボクと、時々、オトンBS101 NHKBS1
2024/7/3(水) 13:00-15:24
<過去の放送>
2023/12/20(水) 13:00-15:25
作品概要
2007/日本 上映時間142分スタッフ
監督 | 松岡錠司 |
---|---|
脚本 | 松尾スズキ |
原作 | リリー・フランキー |
撮影 | 笠松則通 |
美術 | 原田満生 |
衣装 | 宮本まさ江 |
編集 | 普嶋信一 |
音楽 | 上田禎 |
主題歌 | 福山雅治「東京にもあったんだ」 |
キャスト
役名 | 俳優 |
---|---|
ボク | オダギリジョー |
オカン | 樹木希林 |
若い頃のオカン | 内田也哉子 |
ミズエ | 松たか子 |
オトン | 小林薫 |
筑豊のばあちゃん | 渡辺美佐子 |
小倉のばあちゃん | 佐々木すみ江 |