『007』シリーズ第22作目となる作品です。
監督は『ネバーランド』(2004)で注目を浴び、のちには『ワールド・ウォーZ』(2013)や『プーと大人になった僕』(2018)などを手掛けることとなるマーク・フォースター。
主演のダニエル・クレイグは、本作で2度目のボンドを演じています。
そんな本作は、冒頭からいきなり前作『カジノロワイヤル』の続きから始まります。
とはいえ、前作を見ていなくても迫力のアクションシーンには引き込まれること間違いなし。作品に没頭させてくれるでしょう。
そうしたアクションが熱い作品である一方。本作はボンドの復讐を描いた作品でもあります。
復讐に燃えるあまり、次々に敵を殺していきMI6内でも孤立していくボンドの痛々しい姿は必見。同じ復讐心を抱えた本作のボンドガールであるカミーユとの関係は、これまでの『007』シリーズにはなかった関係となっているのにも注目です。
復讐が行きつく先のロケーション……とある砂漠のホテルも
これはボリビアにある「Perla de las Dunas」というホテルで、その印象的な外観は、作中でも記憶に残ること間違いなしでしょう。
そのホテルで巻き起こる熱い戦闘シーンにも注目です。
放送情報
007/慰めの報酬【吹替】BS141 BS日テレ
2023/12/27(水) 18:58-20:57
<過去の放送>
2020/11/17(火) 21:00-23:00 ⇒ BS-TBS吹替版
2022/4/16(土) 21:00-22:54 ⇒ BS-TBS吹替版
2023/10/5(木) 21:00-23:00 ⇒ BS日テレ字幕版
作品概要
原題:Quantum of Solace2008/イギリス、アメリカ 上映時間106分
スタッフ
監督 | マーク・フォースター |
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製作 | マイケル・G・ウィルソン |
バーバラ・ブロッコリ | |
製作総指揮 | カラム・マクドゥーガル |
アンソニー・ウェイ | |
脚本 | ジョシュア・ゼトゥマー |
ポール・ハギス | |
ニール・パーヴィス | |
ロバート・ウェイド | |
原作 | イアン・フレミング |
撮影 | ロベルト・シェイファー |
美術 | アンナ・ピノック |
衣装 | リンディ・ヘミングス |
ルイーズ・フログリー | |
編集 | マット・チェシー |
リック・ピアソン | |
音楽 | デヴィッド・アーノルド |
主題歌 | アリシア・キーズ |
ジャック・ホワイト |
キャスト
ジェームズ・ボンド | ダニエル・クレイグ |
カミーユ | オルガ・キュリレンコ |
ドミニク・グリーン | マチュー・アマルリック |
M | ジュディ・デンチ |
ルネ・マティス | ジャンカルロ・ジャンニーニ |
ストロベリー・フィールズ | ジェマ・アータートン |
フィリックス・ライター | ジェフリー・ライト |
ストーリー
愛する女性を奪われたことから復讐を誓う007ことジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)。彼は、復讐の足掛かりとなるミスター・ホワイト(イェスパー・クリステンセン)をMI6のボス"M"(ジュディ・デンチ)のもとへと連れていく。
しかし、裏切り者の手引きにより、ミスター・ホワイトを追う事となり……
ホワイトから得た情報から国際組織の陰謀を知ったボンドは、その組織の幹部であるドミニク・グリーン(マチュー・アマルリック)を追い始める。
そこで彼はグリーンと繋がるボリビア将校へ復讐を狙う女性カミーユ(オルガ・キュリレンコ)と出会う。