『雨に唄えば』(1952)、『パリの恋人』(1957)などのスタンリー・ドーネン監督によるサスペンス映画です。
主演は、ケーリー・グラントとオードリー・ヘップバーンの2人。
ヘップバーンはドーネン監督とは『パリの恋人』以来2度目のタッグとなっています。
このキャスティングで面白いのが主演2人の年の差です。
実に25歳差のある2人なのですが、作中ではラブロマンスも見せています。
今でこそ、年の差カップルというのはそこまで珍しいものではなくなっている物の、当時はなかなかの異色なカップルだったのではないかと思います。(作中、年の差について触れるシーンもあったハズ)
そうした、年の差を超えた関係を築けるのは、ひとえに魅力があるから。
グラントの大人の色気と、ヘップバーンの美しさ。それを引き立てるジバンシィの衣装は、本作をオシャレに見せてくれています。
放送情報
シャレード デジタル・リマスター版【字幕】BS103 BSプレミアム
2023/5/4(木) 13:00-14:55
<過去の放送>
2020/11/25(水) 13:00-14:55
作品概要
原題:Charade1963/アメリカ 上映時間113分
スタッフ
監督 | スタンリー・ドーネン |
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製作 | スタンリー・ドーネン |
脚本 | ピーター・ストーン |
撮影 | チャールズ・ラング・Jr |
美術 | ジャン・ドーボンヌ |
衣装 | ユベール・ド・ジバンシィ |
編集 | ジム・クラーク |
音楽 | ヘンリー・マンシーニ |
キャスト
レジーナ・ランパート | オードリー・ヘプバーン |
ピーター・ジョシュア | ケーリー・グラント |
ハミルトン・バーソロミュー | ウォルター・マッソー |
テックス・パンソロー | ジェームズ・コバーン |
ハーマン・スコービー | ジョージ・ケネディ |
レオポルド・ギデオン | ネッド・グラス |
エドゥアール・グランピエール | ジャック・マラン |
ストーリー
旅行先のスキー場で夫との離婚を決意したレジーナ・ランパート(オードリー・ヘップバーン)。彼女が自宅のパリへ帰宅するとそこはもぬけの殻となっていた。
司法警察のグランピエール警部は、彼女の夫が家財を全て競売にかけて得た25万ドルを持ってパリから脱出しようとしたが、何者かによって列車から突き落されたことをレジーナに告げる。
途方に暮れる彼女の前に現れたのは旅行中に出会ったピーター・ジョシュア(ケーリー・グラント)だった。
2人は、行方知れずとなった25万ドルを手に入れようとする3人の男たちに追われるようになる。