西部劇の巨匠セルジオ・レオーネの弟子でもあったジャン・カルロ・サンティ監督による、最初にして(日本で見られる作品では)最後の西部劇映画です。
レオーネ監督の弟子という事もあって、撃ちあいを始めとした作風は王道的なマカロニ・ウエスタンとなっています。絶妙な間の取り方に注目!
主演は『夕陽のガンマン』などでお馴染みリー・ヴァン・クリーフ。黒のスーツスタイルがカッコイイ、いぶし銀な男です。
また、ルイス・バカロフによる哀愁漂うテーマ曲「The Grand Duel」は、クエンティン・タランティーノ監督作『キル・ビル Vol.1』で使用されたことでも有名。
「これぞ王道西部劇」な作風をより一層強めています。
放送情報
怒りのガンマン/銀山の大虐殺【字幕】BS103 BSプレミアム
2021/5/21(金) 13:00-14:35
<過去の放送>
2020/10/30(金) 13:00-14:35
作品概要
原題:IL GRANDE DUELLO1972/イタリア 上映時間94分
スタッフ
監督 | ジャン・カルロ・サンティ |
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製作 | ヘンリック・クロシツキ |
エットレ・ロスボッチ | |
アルフォンソ・サンソーネ | |
脚本 | エルネスト・ガスタルディ |
撮影 | マリオ・ブルピアーニ |
衣装 | リーナ・ネルリ・タビアーニ |
編集 | ロベルト・ペルピニャーリ |
音楽 | セルジオ・バルドッティ |
キャスト
役名 | 俳優 |
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クレイトン | リー・ヴァン・クリーフ |
フィリップ | ピーター・オブライエン |
御者 | ジェス・ハーン |
デヴィッド・サクソン | ホルスト・フランク |
イライ・サクソン | マルク・マッツァ |
ストーリー
とある西部の町に3000ドルの賞金が掛けられた男フィリップ(ピーター・オブライエン)が潜伏していた。賞金稼ぎたちがその首を狙う中、駅馬車で村に現れた元保安官クレイトン(リー・ヴァン・クリーフ)がフィリップを連れ去ってしまう。
フィリップは自身の無実を訴えるが、クレイトンにもまた別の目的があった。