放送情報
エデンの東【字幕】BS103 BSプレミアム
2020/10/7(火) 13:00-14:59
作品概要
原題:East of Eden1955/アメリカ 上映時間115分
監督:エリア・カザン
製作:エリア・カザン
脚本:ポール・オスボーン
原作:ジョン・スタインベック
撮影:テッド・マッコード
美術:ジェームズ・バセヴィ、マルコム・バート
衣装:アンナ・ヒル・ジョンストン
編集:オーウェン・マークス
音楽:レナード・ローゼンマン
出演:ジェームズ・ディーン、ジュリー・ハリス、レイモンド・マッセイ、ジョー・ヴァン・フリート、リチャード・ダヴァロス、アルバート・デッカー、ハロルド・ゴードン、ティモシー・ケイリー、ロイス・スミス、バール・アイヴス
ストーリー
1917年、カリフォルニア。厳格な父アダム(レイモンド・マッセイ)を持つ次男キャル(ジェームズ・ディーン)は、真面目な兄アーロン(リチャード・ダヴァロス)が可愛がられ、自身は疎まれていることに不満を募らせていた。
ある日、父から死んだと聞かされていた母が生きていることをキャルは知る。
それをアダムに突きつけたキャルであったが、それがきっかけで父との溝は深くなり、アーロンはその事実に強いショックを受けるのであった。
注目ポイント
○ジェームズ・ディーンの出世作!○
○
コメント
『欲望という名の電車』(1951)や『波止場』(1954)などで知られるエリア・カザン監督による作品です。原作はジョン・スタインベックによる同名小説。しかし、本作で描かれるのは全体の後半3分の1程度だそうです。
ちなみに、ハヤカワepi文庫から出版されている原作小説は、1巻286ページ 、2巻344ページ、3巻319ページ、4巻441ページの計1390ページにも渡る長編となっています。
3分の1で描き切ったのは英断だと言えるでしょう。
主演は、本作の後に制作される『理由なき反抗』(1955)でも大きな存在感を残したジェームズ・ディーン。
本作で主演を務めるまではエキストラとしての役割が多かったため、本作が実質デビュー作となります。
そんな本作の内容は、思春期のキャルが家族関係や恋愛関係を通して自身の生き方を見つめ直す青春ドラマ。
そのストーリーは高く評価されており、今なお語り継がれる名作となっています。