『ジム・キャリーはMr.ダマー』(1995)や『メリーに首ったけ』(1999)などのコメディ作を手掛けてきた傾向にあるピーター・ファレリーが監督した作品。
1962年のアメリカを舞台に、黒人のジャズピアニスト、ドンとイタリア系白人の用心棒トニーが、アメリカ縦断の旅を通して絆を築いていく様子を描きます。
冒頭にも書いたように、コメディ作を手掛けてきた傾向にあるファレリー監督が描くヒューマンドラマが魅力の一つ。
黒人差別が横行する時代の中、気品溢れる冷静な行動を取るドンと短気で粗暴なトニーとが、お互いの本音をぶつけ合い、変化を見せる描写は感動的です。
一方で、ユーモラスなジョークを挟むなど、小気味よい作りとなっているため、見やすい内容であるのも魅力的と言えるでしょう。
その内容は高く評価されており、第91回アカデミー賞(2018年度)では、作品賞、脚本賞、助演男優賞の3部門を受賞もしています。
作品を支えるヴィゴ・モーテンセン、マハーシャラ・アリの名コンビっぷりにも注目です。
放送情報
グリーンブック【吹替】BS260 BS松竹東急
2024/5/5(日) 12:00-14:30
<過去の放送>
2021/11/28(日) 19:00-20:55 ⇒ BSフジ吹替版
2022/1/23(日) 19:00-20:55 ⇒ BSフジ吹替版
2022/11/14(月) 13:00-15:11 ⇒ BSプレミアム字幕版
2023/6/2(金) 20:15-22:26 ⇒ BSプレミアム字幕版
2024/3/8(金) 20:00-22:27 ⇒ BS松竹東急吹替版
作品概要
原題:Green Book2018/アメリカ 上映時間130分
スタッフ
監督 | ピーター・ファレリー |
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製作 | ジム・バーク |
ニック・ヴァレロンガ | |
ブライアン・ヘインズ・カリー | |
ピーター・ファレリー | |
クワミ・L・パーカー | |
チャールズ・B・ウェスラー | |
製作総指揮 | ジェフ・スコール |
ジョナサン・キング | |
オクタヴィア・スペンサー | |
クワミ・L・パーカー | |
ジョン・スロス | |
スティーヴン・ファーネス | |
脚本 | ニック・ヴァレロンガ |
ブライアン・ヘインズ・カリー | |
ピーター・ファレリー | |
撮影 | ショーン・ポーター |
美術 | ティム・ガルヴィン |
衣装 | ベッツィ・フェイス・ハイマン |
マーロン・ミズラヒ | |
編集 | ポール・J・ドン・ヴィトー |
音楽 | クリス・バワーズ |
キャスト
役名 | 俳優 |
---|---|
トニー・"リップ"・ヴァレロンガ | ヴィゴ・モーテンセン |
ドクター・ドナルド(ドン)・シャーリー | マハーシャラ・アリ |
ドロレス | リンダ・カーデリーニ |
オレグ | ディミテル・D・マリノフ |
ジョージ | マイク・ハットン |