『二十四の瞳』(1954)、『喜びも悲しみも幾歳月』(1957)などの木下惠介監督による作品。
昭和初期を舞台に、戦地から帰ってきた大地主の息子・平兵衛に強姦をされたさだ子。戦地から凱旋してきた恋人・隆と共に村を出ようとするも、隆が姿を消したことから絶望的な環境に置かれる姿が描かれます。
全5章構成で描かれる復讐劇が見どころ。高峰秀子と仲代達矢を中心とした愛憎入り混じる物語は見応え抜群です。
阿蘇の自然や情熱的なフラメンコのシーンなど、こだわりの見られる映像も注目となっています。
第34回アカデミー賞(1962)では、外国語映画賞にノミネートされました。
放送情報
永遠の人BS260 BS松竹東急
2024/3/25(月) 17:40-20:00
作品概要
1961/日本 上映時間107分スタッフ
監督 | 木下惠介 |
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製作 | 月森仙之助 |
木下惠介 | |
脚本 | 木下惠介 |
撮影 | 楠田浩之 |
美術 | 梅田千代夫 |
編集 | 杉原よ志 |
音楽 | 木下忠司 |
キャスト
役名 | 俳優 |
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さだ子 | 高峰秀子 |
川南隆 | 佐田啓二 |
小清水平兵衛 | 仲代達矢 |
さだ子の父・草二郎 | 加藤嘉 |
隆の兄・力造 | 野々村潔 |
平兵衛の父・平左衛門 | 永田靖 |