『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』(1975)、『ジャバーウォッキー』(1977)、『未来世紀ブラジル』(1985)など数多くの名作を手掛けてきたテリー・ギリアム監督による作品。
スペインでロケを敢行するCM監督のトビーが自らをドン・キホーテと名乗る老人と出会ったことから、お供のサンチョ・パンサとして共に度に出ることになる様子が描かれます。
テリー・ギリアムが30年構想したという企画を映画化。(2006年のドキュメンタリー映画『ロスト・イン・ラ・マンチャ』では、ギリアム監督自身が出演し、その苦難について語っています)
ギリアム監督らしい独特の世界観と映像美により、他にはない「ドン・キホーテ」の世界を作り上げている点に注目です。
主演はアダム・ドライヴァーとジョナサン・プライス。
完全にドン・キホーテになり切っているジョナサン・プライスの突き抜けた演技と、それに振り回されるアダム・ドライヴァーの程よい関係が面白さを演出しています。
放送情報
テリー・ギリアムのドン・キホーテ【字幕】BS260 BS松竹東急
2023/7/28(金) 20:00-22:30
作品概要
原題:The Man Who Killed Don Quixote2018/イギリス、スペイン、フランス、ポルトガル・ベルギー 上映時間133分
スタッフ
監督 | テリー・ギリアム |
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製作 | マリエラ・ベスイェフシ |
ヘラルド・エレーロ | |
エイミー・ギリアム | |
グレゴワール・メラン | |
セバスチャン・デロワ | |
製作総指揮 | アレッサンドラ・ロ・サビオ |
ジョルジャ・ロ・サビオ | |
ジェレミー・トーマス | |
ピーター・ワトソン | |
ハビエル・ロペス・ブランコ | |
フランソワ・トゥウェード | |
脚本 | テリー・ギリアム |
トニー・グリゾーニ | |
原作 | ミゲル・デ・セルバンテス |
撮影 | ニコラ・ペコリーニ |
美術 | ベンジャミン・フェルナンデス |
衣装 | レナ・モッスム |
編集 | レスリー・ウォーカー |
テレサ・フォント | |
音楽 | ロケ・バニョス |
キャスト
役名 | 俳優 |
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トビー | アダム・ドライヴァー |
ハビエル(ドン・キホーテ) | ジョナサン・プライス |
ボス | ステラン・ステルスゲールド |
ジャッキ | オルガ・キュリレンコ |
農民 | セルジ・ロペス |
農民の妻 | ロッシ・デ・パルマ |