『原爆の子』(1952)、『裸の島』(1960)、『三文役者』(2000)などの新藤兼人監督による晩年期（95歳時）の作品。
大正時代末期、熱血教師の市川に教えを受けた生徒たちが、30年後再会を果たす様子が描かれます。
本作の見どころとなるのは、新藤兼人監督が自身の母校・石内尋常高等小学校（広島県）を舞台としている所。
大正時代末期から30年、原爆投下を経て変わったもの、変わらないものを人間ドラマを交えて描いているのは新藤監督の集大成とも言えるかもしれません。
柄本明、豊川悦司らベテラン俳優らが同窓会のように昔を懐かしむ演技を見せている点にも注目です。
放送情報
石内尋常高等小学校 花は散れどもBS260 ＢＳ松竹東急
2023/6/9(金) 20:00-22:17
作品概要
2008／日本 上映時間112分スタッフ
| 監督 | 新藤兼人 |
|---|---|
| 製作 | 新藤次郎 |
| 脚本 | 新藤兼人 |
| 撮影 | 林雅彦 |
| 美術 | 金勝浩一 |
| 編集 | 渡辺行夫 |
| 音楽 | 林光 |
キャスト
| 役名 | 俳優 |
|---|---|
| 市川義夫 | 柄本明 |
| 山崎良人 | 豊川悦司 |
| 森山三吉 | 六平直政 |
| 市川道子 | 川上麻衣子 |
| 尾崎芳枝 | 角替和枝 |
| 吉田早苗 | りりィ |
| 藤田芳夫 | 大杉漣 |
