『洲崎パラダイス赤信号』(1956)、『飢える魂』(1956)などを監督した、川島雄三の代表作の一つとなった作品。
文久2(1862)年を舞台に、相模屋という遊郭に居ついた佐平次が女郎や客たちとの交友を深めていく姿が描かれます。
コメディを得意とする川島監督らしい、小気味よい佐平次の活躍が描かれているのが見どころ。フランキー堺が世渡り上手な男を好演しています。
一方で、本作はグランドホテル形式を採用しており、幕末を生きた人々の暮らしや生き様が幅広く見られるのも魅力の一つとなっています。
放送情報
幕末太陽傳 デジタル修復版BS260 BS松竹東急
2022/12/26(月) 20:00-22:12
作品概要
1957/日本 上映時間110分スタッフ
監督 | 川島雄三 |
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製作 | 山本武 |
脚本 | 田中啓一 |
川島雄三 | |
今村昌平 | |
撮影 | 高村倉太郎 |
美術 | 中村公彦 |
千葉一彦 | |
編集 | 中村正 |
音楽 | 黛敏郎 |
キャスト
役名 | 俳優 |
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居残り佐平次 | フランキー堺 |
女郎・おそめ | 左幸子 |
女郎・こはる | 南田洋子 |
高杉晋作 | 石原裕次郎 |
女中・おひさ | 芦川いづみ |
杢兵衛大盡 | 市村俊幸 |