インディアンに実際に起きた事件をベースに、作家ハリー・ロートンが書いた小説を、脚本家として活躍するエイブラハム・ポロンスキーが監督をした西部劇。
恋人ローラとの結婚に父親から反対されたことから青年ウィリーがその父親を殺害。その行方を保安官であるクーパーが追う姿が描かれます。
ウィリーとローラの逃避行と、クーパーの追跡が交互に描かれ緊張感を増している点に注目。(クーパー役には若かりし頃のロバート・レッドフォードが演じています)
タイトルの通り走るシーンが多く、疾走感もある見応えたっぷりな一作です。
(ちなみにタイトルは、レッドフォード主演で同年公開の西部劇『明日に向って撃て!』のモジりのはず。今作でヒロインを演じているキャサリン・ロスが共演であったり、アカデミー賞も受賞しているコンラッド・L・ホールが再び撮影監督を務めていたりと、共通点の多さが見られます)
放送情報
夕陽に向って走れ【字幕】BS103 BSプレミアム
2022/3/18(金) 13:00-14:39
作品概要
原題:Tell Them Willie Boy Is Here1969/アメリカ 上映時間98分
スタッフ
監督 | エイブラハム・ポロンスキー |
---|---|
製作 | フィリップ・A・ワックスマン |
ジェニングス・ラング | |
脚本 | エイブラハム・ポロンスキー |
原作 | ハリー・ロートン |
撮影 | コンラッド・L・ホール |
美術 | ヘンリー・バムステッド |
アレクサンダー・ゴリツェン | |
衣装 | イーディス・ヘッド |
編集 | メルヴィン・シャピロ |
音楽 | デイヴ・グルーシン |
キャスト
役名 | 俳優 |
---|---|
クリストファー・クーパー | ロバート・レッドフォード |
ローラ | キャサリン・ロス |
ウィリー・ボーイ | ロバート・ブレイク |
エリザベス | スーザン・クラーク |
レイ・カルヴァート | バリー・サリヴァン |
ジョージ・ハッカー | ジョン・ヴァーノン |