レフ・トルストイの原作を2度目の映画化作品。(ハリウッド版)監督は『白昼の決闘』(1946)、『摩天楼』(1949)などのキング・ヴィダー。
19世紀初頭のロシアを舞台に、ナポレオン率いるフランス軍がモスクワへと侵攻する噂が上がる中、モスクワで生きる青年ピエールや伯爵令嬢ナターシャの数奇な運命を描きます。
1915年のロシア版とは異なり、全体的にエンタメ映画として見やすい内容となっているのが特徴的。上映時間もトータル420分の4部作構成から、208分に収められています。
また、ナターシャ役にオードリー・ヘプバーン、ピエール役にヘンリー・フォンダをキャスティングすることでキャッチーさも演出。
カラー映画が定着し始めた時期だけあって、戦争シーンではカラーバリエーション豊富で見ごたえ抜群となっている点にも注目です。
放送情報
戦争と平和【字幕】BS103 BSプレミアム
2022/2/24(木) 13:00-16:30
作品概要
原題:War and Peace1956/アメリカ、イタリア 上映時間208分
スタッフ
監督 | キング・ヴィダー |
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製作 | ディノ・デ・ラウレンティス |
製作総指揮 | カルロ・ポンティ |
脚本 | ブリジェット・ボーランド |
ロバート・ウェスタビー | |
キング・ヴィダー | |
マリオ・カメリーニ | |
エンニオ・デ・コンチーニ | |
イーヴォ・ペリッリ | |
ジャン・ガスパーレ・ナポリターノ | |
マリオ・ソルダーティ | |
原作 | レフ・トルストイ |
撮影 | ジャック・カーディフ |
美術 | マリオ・キアリ |
衣装 | マリア・デ・マティス |
編集 | レオ・カットッツォ |
音楽 | ニーノ・ロータ |
キャスト
役名 | 俳優 |
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ナターシャ | オードリー・ヘプバーン |
ピエール | ヘンリー・フォンダ |
アンドレイ | メル・ファーラー |
アナトール・クラーギン | ヴィットリオ・ガスマン |
ナポレオン | ハーバート・ロム |
ヘレーネ | アニタ・エクバーグ |
クツゾフ将軍 | オスカー・ホモルカ |
ソニヤ | メイ・ブリット |