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【放送情報】舞踏会の手帖

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放送情報

舞踏会の手帖【字幕】
BS103 BSプレミアム
2020/12/10(木) 13:00-15:11

作品概要

原題:Un carnet de bal
1937/フランス 上映時間144分

監督:ジュリアン・デュヴィヴィエ
製作:ジャン・レヴィ=ストロース
脚本:ジュリアン・デュヴィヴィエアンリ・ジャンソン、イヴ・ミランド、ジャン・サルマン、ピエール・ヴォルフ、ベルナール・ジマー
撮影:フィリップ・アゴスティーニ、ミシェル・ケルベ、ピエール・ルヴァン
美術:ポール・コラン、セルジュ・ピメノフ
編集:アンドレ・ヴェルサン
音楽:モーリス・ジョベール
出演:マリー・ベル、フランソワーズ・ロゼー、ルイ・ジューヴェ、アリ・ボール、ピエール・リシャール=ウィルム、レイミュ、ピエール・ブランシャール、フェルナンデル、ロベール・リナン

ストーリー

夫を亡くし、36歳にして未亡人となったクリスチーネ(マリー・ベル)は、身辺整理を行っていた時にある手帳を見つける。
それは彼女が18歳の頃、初めて出た舞踏会にて出会った男性との思い出がつづられていた。
あらゆる男性との関係を許さなかった亡き夫のこともあり、クリスチーネは孤独であった。
彼女は人生をやり直す糸口として、再びかつてのダンスパートナーたちの元へ赴くことを決心する。

注目ポイント

○若き未亡人が巡るノスタルジックな旅!
○およそ20年もの年月により変わるもの!

コメント

シュヴァリエの流行児』(1936)、『望郷』(1937)などのジュリアン・デュヴィヴィエ監督によるドラマ映画です。
未亡人となった女性が手帖に書き記していたかつてのダンスパートナーの元を訪れるというノスタルジックな内容は日仏問わず好評に。
1939年の「キネマ旬報外国映画ベストテン」では堂々の1位となりました。
しかし、公開当時の1938年は日中戦争の起きている年でもあり、それが影響で一時的に上映が中断されたこともあったのだとか。

俳優陣には、マリー・ベル、フランソワーズ・ロゼーといった、当時フランスで人気のあった俳優がキャスティング。
彼女らが演じる、未亡人やダンスパートナーの姿をオムニバス形式で描いた内容は「オムニバス形式映画の中では最高の名作」とも呼び声が高い作品となっています。