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【放送情報】エル・シド

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放送情報

エル・シド【字幕】
BS141 BS日テレ
2020/10/16(金) 18:00-20:54

作品概要

原題:El Cid
1961/イタリア、アメリカ 上映時間184分

監督:アンソニー・マン
製作:サミュエル・ブロンストン
脚本:フレドリック・M・フランク、フィリップ・ヨーダン
撮影:ロバート・クラスカー
美術:ヴェニエロ・コラサンティ、ジョン・ムーア
衣装:ヴェニエロ・コラサンティ、ジョン・ムーア
編集:ロバート・ローレンス
音楽:ミクロス・ローザ
出演:チャールトン・ヘストンソフィア・ローレン、ハーバート・ロム、ラフ・ヴァローネ、ジュヌヴィエーヴ・パージェ、ジョン・フレイザー、ゲイリー・レイモンド、マッシモ・セラート、マイケル・ホーダーン、アンドリュー・クルークシャンク、ダグラス・ウィルマー、ラルフ・トルーマン

ストーリー

11世紀後半のスペイン。
狂信的な回教徒ベン・ユーサフ(ハーバート・ロム)は、ムーア人の有力者を煽動してカスティール国を脅かしていた。
一方、カスティール国の若き武将ロドリーゴチャールトン・ヘストン)は、捕らえたムーア人大公を温情により全員解放する。
そのことから、彼はムーア人から"エル・シド"の称号を与えられた。
しかし、それをよく思わない王や恋人シメン(ソフィア・ローレン)らは彼を非難し、対立することとなった。
それがきっかけとなり、シメンの父を死に追いやったロドリーゴは国から追放を言い渡される。

注目ポイント

○圧倒的スケールで送る一大スペクタクル!
○カスティール国を再現した細かな作り!
○歴史を感じさせる熱い決闘シーン!

コメント

西部の人』(1958)、『シマロン』(1960)など、多くの西部劇映画を手掛けてきたアンソニー・マンによる歴史スペクタクル映画。

主演はチャールトン・ヘストン
同じ歴史スペクタクル映画『ベン・ハー』(1959)でアカデミー賞(主演男優賞)を獲得した演技派俳優だけに、その安定した演技は作品の質をより高いものとしています。

本作では彼が演じるエル・シドに注目ですが、それと同時に舞台となるカスティール国の様子にも注目です。
多くのエキストラによって作り上げられた大国の様子や、人々が着る衣服、豪華絢爛な装飾品など、かつての国を再現した雄大な映像は見ごたえたっぷり。
そこで巻き起こる国を巡る争いは、本編時間184分という長丁場であっても苦にならないハズです。

【放送情報】死の追跡

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放送情報

死の追跡【字幕】
BS103 BSプレミアム
2020/10/16(金) 13:00-14:46

作品概要

原題:The Deadly Trackers
1973/アメリカ 上映時間105分

監督:バリー・シアー
製作:フォアド・セイド
製作総指揮:エドワード・ローゼン
脚本:ルーカス・ヘラー
撮影:ガブリエル・トーレス
美術:ジャヴィア・トレス・トリハ
編集:マイケル・エコノモー
音楽:フレッド・スタイナー、ジェリー・フィールディング
出演:リチャード・ハリス、ロッド・テイラー、アル・レッティエリ、ネヴィル・ブランド、イセラ・ベガ

ストーリー

優秀な保安官キルパトリック(リチャード・ハリス)は、持ち前の正義感と経験によって町を守っていた。
ある時、ブランド(ロッド・テイラー)率いる無法者4人組が銀行を襲撃する。
キルパトリックは彼らを追跡するが、ブランドらはそれを躱しメキシコに向けて逃亡してしまう。
その際に、妻子が殺されていたことを知ったキルパトリックは復讐鬼としてブランドを追い始める。

注目ポイント

○名優リチャード・ハリスが魅せる容赦ない復讐劇!
○緊迫の銀行強盗シーン!
○銃あり、爆発ありの派手な西部劇!

コメント

110番街交差点』(1972)で有名なバリー・シアー監督による西部劇映画。
もともとはサミュエル・フラーが監督を務めていましたが、途中で交代したことが制作秘話として残っています。

主演はリチャード・ハリス
西部劇を初めとした多くの作品に出演してきた俳優で賞レースでもその名を知らしめた演技派俳優です。
晩年期には『ハリー・ポッター』シリーズ(1作目と2作目)でダンブルドア役を演じたことからも知名度は高い俳優だと言えるでしょう。

そんなリチャード・ハリスが復讐鬼として悪党を追うのが本作のストーリー。
自分の身が傷つこうとも、容赦なく悪党を潰していく姿は痛々しくも切ない姿には注目です。
また、その発端となるブランドたちによる銀行強盗シーンの緊迫感にも注目です。

【放送情報】眠狂四郎 勝負

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放送情報

眠狂四郎 勝負
BS103 BSプレミアム
2020/10/15(木) 13:00-14:23

作品概要

1964/日本 上映時間83分

監督:三隅研次
脚本:星川清司
原作:柴田錬三郎
撮影:牧浦地志
美術:内藤昭
編集:菅沼完二
音楽:斎藤一郎
出演:市川雷蔵加藤嘉、高田美和、久保菜穂子、久保菜穂子、成田純一郎、丹波又三郎、五味龍太郎、須賀不二男、浅野進治郎、原聖四郎

ストーリー

正月の神社の境内で、眠狂四郎市川雷蔵)は、老勘定奉行の朝比奈伊織(加藤嘉)と出会う。
正義感の強い伊織は、将軍の息女・高姫(久保菜穂子)や豪商との黒い関係を暴こうとしており、それが理由で刺客に命を狙われていた。
それを聞いた狂四郎は伊織の護衛を受け入れる。

注目ポイント

○狂四郎のキャラクターを掘り下げた内容!
○新たなキャラクターの登場!
○深夜の殺陣シーン!

コメント

市川雷蔵が演じる眠狂四郎のシリーズ第二弾となる作品。
監督は『座頭市』シリーズや『子連れ狼』シリーズ、今回の『眠狂四郎』シリーズなど、多くの時代劇を手掛けてきた三隅研次が務めています。(前作『眠狂四郎殺法帖』の監督は田中徳三

前作同様、狂四郎を象徴とする"円月殺法"の殺陣シーンが映える一方で、悪党から命を狙われたことから狂四郎に護衛を務めてもらうこととなる朝比奈伊織(加藤嘉)や、狂四郎に思いを寄せる少女つや(高田美和)など、魅力的なキャラクターとの絡みを見せているのが注目のひとつ。
それを通して、狂四郎のキャラクターへ対する深掘りもされており、殺陣だけではない魅力を見せているのにも注目です。

【放送情報】山猫は眠らない

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放送情報

山猫は眠らない【吹替】
BS171 BSテレ東
2020/10/14(水) 19:55-21:54

作品概要

原題:Sniper
1992/アメリカ 上映時間 98分

監督:ルイス・ロッサ
製作:ロバート・L・ローゼン
製作総指揮:ワロン・グリーン
脚本:マイケル・フロスト・ベックナー、クラッシュ・レイランド
撮影:ビル・バトラー
美術:ハーバート・ピンター
衣装:レイ・サマーズ
編集:M・スコット・スミス
音楽:ゲイリー・チャン
出演:トム・ベレンジャービリー・ゼイン、J・T・ウォルシュ、エイデン・ヤング、ケン・ラドリー、ゲイリー・スワンソン、ハンク・ギャレット、レックス・リン、フレデリック・ミラグリオッタ

ストーリー

米軍の狙撃手トーマス・ベケットトム・ベレンジャー)は、任務を下されパナマの密林へ向かう。
ターゲットはパナマの麻薬組織のボスであるオチョアと、彼から恩恵を受けている反政府分子アルバレス将軍を暗殺することであった。
ベケットは、若いエリート兵士リチャード(ビリー・ゼーン)を相棒にし任務に挑む。
しかし、想定外の事態から彼らは苦境に置かれることとなる。

注目ポイント

○緊迫の狙撃手の世界!
○ルイス・ロッサお得意(?)のジャングルでの攻防!
○銃弾の軌跡を追った独特な演出!

コメント

『アマゾン』(1993)や『アナコンダ』(1997)など、なにかとジャングル映画に定評のあるペルー人監督ルイス・ロッサによる作品。
ここからはじまったシリーズは、現在8作目まで続いています。(ルイス・ロッサ監督は1作目だけ)

スナイパーの世界を追った重厚な世界観はそれだけでも見ごたえ十分。
名言である「ワン・ショット、ワン・キル」は本作を象徴する名セリフでもあります。

この先、シリーズ7作(6作目には登場なし)に渡ってトーマス・ベケット役を演じるトム・ベレンジャーにも注目です。

【放送情報】2012

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放送情報

2012【吹替】
BS171 BSテレ東
2020/10/14(水) 17:58-19:55

作品概要

原題:2012
2009/アメリカ、カナダ 上映時間158分

監督:ローランド・エメリッヒ
製作:マーク・ゴードン、ハラルド・クローサー、ラリー・フランコ
製作総指揮:ローランド・エメリッヒ、ウテ・エメリッヒ、マイケル・ウィマー
脚本:ローランド・エメリッヒハラルド・クローサー
撮影:ディーン・セムラー
美術:バリー・チュシッド
衣装:シェイ・カンリフ
編集:デヴィッド・ブレナー、ピーター・S・エリオット
音楽:ハラルド・クローサー、トマス・ワンダー
出演:ジョン・キューザックアマンダ・ピートダニー・グローヴァータンディ・ニュートンオリヴァー・プラットキウェテル・イジョフォーウディ・ハレルソンジョージ・シーガル

ストーリー

2009年、リムジンの運転手ジャクソン・カーティス(ジョン・キューザック)は、子供たちとの旅行中、偶然見つけた施設から地球が滅亡に向かっていることを知る。
2012年。
世界各地で災害が起き始める中、ロサンゼルスで暮らしていたジャクソンは、別居していた子供たちを預かっていた。
そこへ、巨大な地震が起き始め、ジャクソンは子供たちと共にロサンゼルスからの脱出を図る。

注目ポイント

○大迫力のCGの連発!
○災害から逃げる人々のサバイバル!
○滅亡の運命が待ち受ける人類の末路!

コメント

インデペンデンス・デイ』(1996)、『デイ・アフター・トゥモロー』(2004)などの巨匠ローランド・エメリッヒ監督によるディザスタームービー。
ド派手な演出が好きな監督らしいCGのオンパレードは、ディザスタームービーながらも「もっとやれ」と煽りたくなるような面白さがあります。
一方、ドラマの方ではジョン・キューザックを要とした俳優陣が、命懸けのサバイバルを好演しています。
それらの要素が混ざった終盤のシーンは見ごたえたっぷりです。

【放送情報】愛情物語

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放送情報

愛情物語【字幕】
BS103 BSプレミアム
2020/10/14(水) 13:00-15:04

作品概要

原題:The Eddy Duchin Story
1956/アメリカ 上映時間123分

監督:ジョージ・シドニー
製作:ジェリー・ウォルド、ジョニー・タップス
脚本:サミュエル・テイラー
撮影:ハリー・ストラドリング
美術:ウォルター・ホルシャー
衣装:ジャン・ルイ
編集:ヴァイオラ・ローレンス
音楽:ジョージ・ダニング
出演:タイロン・パワーキム・ノヴァク、 ヴィクトリア・ショウ 、ジェームズ・ホイットモア、レックス・トンプスン

ストーリー

ピアニストとして成功を狙うエディ(タイロン・パワー)は、ニューヨークを訪れる。
そこで資産家の令嬢マージョリーキム・ノヴァク)と出会い、彼女の計らいでオーケストラで演奏をする機会を得る。
それがきっかけとなり、成功を収めたエディは、マージョリーとの関係も進展し、やがて結婚まで漕ぎ着ける。
息子も生まれ、すべてが順風満帆に思われた彼の人生であったが、ある悲劇が彼を襲うのであった。

注目ポイント

○作品を美しく彩る演奏シーン!
○妻への愛、息子への愛!

コメント

『三銃士』(1948)、『アニーよ銃をとれ』(1950)などを監督したジョージ・シドニーによるドラマ映画。
実在した音楽家エディ・デューチンの人生を描いた内容は高く評価されています。

見所となるのは演奏シーン。
ピアニストということもあって、ピアノによる美しい旋律を奏でるシーンは見ごたえあり。
また、妻との関係や息子との関係は実在した人物ならではの人間味の溢れるものとなっており注目です。

【放送情報】007/トゥモロー・ネバー・ダイ

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放送情報

007/トゥモロー・ネバー・ダイ【吹替】
BS161 BS-TBS(4K)
2020/10/13(火) 21:00-23:24

作品概要

原題:Tomorrow Never Dies
1997/イギリス、アメリカ 上映時間119分

監督:ロジャー・スポティスウッド
製作:マイケル・G・ウィルソンバーバラ・ブロッコリ
脚本:ブルース・フィアスティン
撮影:ロバート・エルスウィット
美術:ピーター・ヤング
衣装:リンディ・ヘミングス
編集:マイケル・アルカン、ドミニク・フォーティン
音楽:デヴィッド・アーノルド
主題歌:シェリル・クロウ
出演:ピアース・ブロスナンジョナサン・プライスミシェール・ヨー、テリー・ハッチャー、リッキー・ジェイ、ゲッツ・オットー、ヴィンセント・スキャベリ、ジョー・ドン・ベイカージュディ・デンチデスモンド・リュウェリン、サマンサ・ボンド、コリン・サーモン、ジョフレー・パーマー

ストーリー

南シナ海で英国艦が中国軍に攻撃された。
英中間に緊張が走る中、英国スパイの007ことジェームズ・ボンドはその事実確認に向かう。
その中で、ボンドはメディア王カーヴァーの存在に辿り着く。
彼の存在を洗う最中、中国国外安保隊員の女性工作員ウェイ・リンと知り合ったボンドは行動を共にすることに。
やがてボンドは、カーヴァーがステルス船を用いて、自らがスクープを作り上げていたことを突き止める。

注目ポイント

○ヘリに向かっていくバイクスタント!
○ステルス船をぶっ壊す銃撃戦!
ミシェル・ヨーのカンフー!

コメント

007シリーズ第18弾に当たる作品。
監督はロジャー・スポティスウッド。
過去には『エア★アメリカ』(1990)、近年では『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』(2016)などを監督しています。007シリーズは本作が唯一の作品です。
そんな本作の売りはアクションの豊富さ。
まさに命がけというしかない、今まで以上のアクションは本能的に楽しめるハズです。

また、本作は中国が大きく関わっており、俳優ミシェル・ヨーを世界的に有名にした作品ともなっております。
カッコよくありながらも女性としての魅力に富んだボンドとの絡みには注目です。