後に『喜劇 団体列車』(1967)、『喜劇 初詣列車』(1968)と続く「列車シリーズ」の第1弾となる作品。監督は本作をきっかけに数多くの「喜劇 〇〇」シリーズを監督する瀬川昌治。
長崎行き"さくら号"を舞台に、特急列車の専務車掌・青木吾一が初恋の人・毬子と再会し、現在の境遇を知る様子が描かれます。
列車に乗り合わせた人々の人生模様が見どころ。様々な悩みを持つ人々の交流を列車内という空間を使い巧みに描写。身近な舞台、等身大のキャラだけに共感しやすい内容となっています。
「男はつらいよ」シリーズ前(1969年に1作目が公開)の渥美清が車掌役として列車に乗り合わせた人々との交流を繰り広げる点にも注目です。
放送情報
喜劇 急行列車BS260 BS松竹東急
2025/1/6(月) 20:00-21:53
<過去の放送>
2024/8/22(木) 20:00-21:53
作品概要
1967/日本 上映時間90分スタッフ
監督 | 瀬川昌治 |
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製作 | 大川博 |
脚本 | 舟橋和郎 |
撮影 | 飯村雅彦 |
美術 | 北川弘 |
編集 | 祖田冨美夫 |
音楽 | 木下忠司 |
キャスト
役名 | 俳優 |
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青木吾一 | 渥美清 |
塚田毬子 | 佐久間良子 |
老機関士 | 西村晃 |
今井 | 小沢昭一 |
駅長 | 左卜全 |
きぬ子 | 楠トシエ |