当時、20歳であった薬師丸ひろ子が、女優として大きなキャリアアップにつながった作品。
この作品は、夏木静子の同名小説が原作となっていますが、ストーリーはほとんどオリジナルとなっています。
そのストーリーは、公演「Wの悲劇」で端役しか与えられなかった女優志望の静香が、主演女優である翔の部屋で死体を見つけたことから口止めの代わりに主演女優の座を与えられるというもの。
女優としての成功を望む静香という役柄は、当時の薬師丸ひろ子の姿と重なっていたこともあり、そのハマり役っぷりは目を見張るものがあります。
名声とスキャンダルが大女優には付き物であることを感じさせるドラマパートにも注目です。
放送情報
Wの悲劇BS260 BS松竹東急
2024/11/18(月) 20:00-22:12
<過去の放送>
2021/4/11(日) 13:00-14:50 ⇒ BSプレミアム
作品概要
1984/日本 上映時間108分スタッフ
監督 | 澤井信一郎 |
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脚本 | 荒井晴彦 |
澤井信一郎 | |
原作 | 夏樹静子 |
撮影 | 仙元誠三 |
美術 | 桑名忠之 |
編集 | 西東清明 |
音楽 | 久石譲 |
キャスト
役名 | 俳優 |
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三田静香 | 薬師丸ひろ子 |
羽鳥翔 | 三田佳子 |
森口昭夫 | 世良公則 |
菊地かおり | 高木美保 |
五代淳 | 三田村邦彦 |
堂原良造 | 仲谷昇 |
安部幸雄 | 蜷川幸雄 |