『タクシードライバー』(1976)の脚本、『魂のゆくえ』(2017)での監督・脚本兼任などのポール・シュレイダーが製作総指揮、脚本を務めた一作。
冤罪により釈放された元殺し屋のネトが、悪党ヴィンセントにより息子を誘拐されたことから戦いに身を投じる様子が描かれます。
元殺し屋の主人公が裏社会に挑むシンプルな内容が見どころ。それまでの仕事で関わってきた悪党が邪魔をしてくるなど、因果を感じさせるストーリーはポール・シュレイダーらしさを感じさせます。それらをバイオレンスアクションで血生臭く見せているのがポイントとも言えるでしょう。
メキシコ出身のホセ・マリア・ヤスピクが主演として濃い存在感を発揮しつつ、脇を固めるベテラン俳優、ティム・ロス、ロン・パールマンらの活躍も光っている点にも注目です。
放送情報
ノー・セインツ 報復の果て【字幕】CS240 ムービープラス
2024/7/7(日) 16:00-18:00
作品概要
原題:There Are No Saints2022/アメリカ、メキシコ 上映時間99分
スタッフ
監督 | アルフォンソ・ピネダ・ウロア |
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製作 | ホセ・L・マルティネス・Jr. |
サンティアゴ・ガルシア・ガルバン | |
アレックス・ガルシア | |
製作総指揮 | アルフォンソ・ピネダ・ウロア |
ジョン・モリッシー | |
ポール・シュレイダー | |
脚本 | ポール・シュレイダー |
撮影 | マテオ・ロンドノ |
美術 | イニーゴ・ナバロ |
ベルナルド・トルヒーリョ | |
衣装 | アリーシャ・シルバースタイン |
編集 | ダン・レーベンタール |
音楽 | ヘイター・ペレイラ |
キャスト
役名 | 俳優 |
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ネト | ホセ・マリア・ヤスピク |
イネス | シャニン・ソサモン |
ナディア | パス・ベガ |
エイブラハムズ | ティム・ロス |
サンズ | ロン・パールマン |
ヴィンセント | ニール・マクドノー |