『殺しの烙印』(1967)、『ピストルオペラ』(2001)などの鈴木清順監督による作品。
昭和初期、禁酒法下真っ只中のアメリカへ渡った桃中軒海右衛門と芸者・小染の二人が、密造酒を巡りアル・カポネと対峙するというストーリー。
幅広いジャンルの小説を書いてきた作家・梶山季之の同名小説を映画化。アメリカを舞台にした物語を見事に再現しています。(ロケ地はアメリカではないはず。でもそれっぽく再現)
他にも、本作をきっかけに日本ではお馴染みの存在となるアメリカ人チャック・ウィルソンがアル・カポネを演じていたりと、国際小説をしっかりと映像化しています。
内容はタイトルからも分かるようにコミカル要素が強め。型破りな二人の男女がアル・カポネを困らせるのが見どころです。
放送情報
カポネ大いに泣くBS260 BS松竹東急
2023/5/14(日) 25:30-27:39
作品概要
1985/日本 上映時間130分スタッフ
監督 | 鈴木清順 |
---|---|
製作 | 鈴木清順 |
脚本 | 大和屋竺 |
木村威夫 | |
鈴木岬一 | |
原作 | 梶山季之 |
撮影 | 藤澤順一 |
高田昭 | |
美術 | 木村威夫 |
編集 | 鈴木晄 |
音楽 | 井上尭之 |
キャスト
役名 | 俳優 |
---|---|
桃中軒海右衛門 | 萩原健一 |
蛸廼舎小染 | 田中裕子 |
桃中軒牛右衛門 | 柄本明 |
アル・カポネ | チャック・ウィルソン |
フランク・カポネ | ランディ・レイス |
リリアン | ローリー・ベリス |
立川仙枝 | 樹木希林 |