『メトロポリス』(1927)や『M』(1931)などを手掛けた監督フリッツ・ラングによる西部劇です。
荒野に電柱を建設していくという時代の移り変わりをメインテーマにしつつ、それに反対するインディアンとの関係や、妨害工作をしてくる賊との戦いを描いています。
ラング監督による美しい時代の切り取り方に注目です。
評価は高いもののマイナーな作品であるため、見ようと思っても気軽に見れる作品ではありません。(オンデマンドなし、レンタルは僅か、DVD購入は新品3000円前後、中古1500円前後となっています)
貴重な機会であるため見逃せない作品ですね。
放送情報
西部魂【字幕】BS103 BSプレミアム
2021/7/30(金) 13:00-14:36
<過去の放送>
2020/11/20(金) 13:00-14:36
作品概要
原題:Western Union1941/アメリカ 上映時間94分
スタッフ
監督 | フリッツ・ラング |
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製作 | ハリー・ジョー・ブラウン |
脚本 | ロバート・カーソン |
原作 | ゼイン・グレイ |
撮影 | エドワード・クロンジェガー |
アレン・M・デービー | |
美術 | リチャード・デイ |
アルバート・ホークセット | |
衣装 | トラヴィス・バントン |
編集 | ロバート・ビショフ |
音楽 | デビッド・バトルフ |
キャスト
リチャード・ブレイク | ロバート・ヤング |
ヴァンス・ショウ | ランドルフ・スコット |
エドワード・クレイトン | ディーン・ジャガー |
スー・クレイトン | バージニア・ギルモア |
ストーリー
1861年。ウエスタン・ユニオン社の技師長エドワード・クレイトン(ロバート・ヤング)は、電信線の拡張を計画の調査中に落馬してしまうが、偶然通りかかった若者に助けられる。
落馬の傷も癒えた頃、クレイトンは電柱建設工事の作業員の中に自分を助けた若者がいることに気づく。
ヴァンス・ショウ(ランドルフ・スコット)と名乗ったその若者に恩義を感じるクレイトンであったが、彼はお尋ね者であった。