アパッチ・インディアンを主人公にした西部劇です。
西部劇とはいうものの、あくまで視点は先住民サイド。そのため、「西部劇」というワードからイメージするマカロニ・ウエスタンじみた内容ではありません。
全編ユタ州での撮影をしていたり、エキストラに現地の先住民を起用していたりなど、こだわりぬいた西部の世界観は見どころの一つです。
また、本作は3Dを効果を想定して撮影された映画でもあります。(4台のカメラを使用して3D用に撮影)
結局2D公開しかされていないため、どのように見えたのかは不明ですが、3Dを意識した奥行きあるアングルなどは残っているため、そこに注目しながらみると面白いかもしれません。
放送情報
アパッチの怒り【字幕】BS103 BSプレミアム
2021/6/4(金) 14:42-16:02
<過去の放送>
2020/8/28(金) 13:00-14:20
作品概要
原題:Taza, Son of Cochise1954/アメリカ 上映時間79分
スタッフ
監督 | ダグラス・サーク |
---|---|
製作 | ロス・ハンター |
脚本 | ジョージ・ザッカーマン |
原作 | ジェラルド・D・アダムズ |
撮影 | ラッセル・メッティ |
美術 | ベルナルド・ヘルッブルン |
エメリッヒ・ニコルソン | |
衣装 | ジェイ・A・モーリー・ジュニア |
編集 | ミルトン・カルース |
音楽 | フランク・スキナー |
ハンス・J・サルター |
キャスト
役名 | 俳優 |
---|---|
ターザ | ロック・ハドソン |
ウーナ | バーバラ・ラッシュ |
バーネット大尉 | グレッグ・パーマー |
ナイーチェ | バート・ロバーツ |
グレイ・イーグル | モリス・アンクラム |
チャト | ジーン・イグレシアス |
サイ・ハーゲン | リチャード・カッティング |
ジェロニモ | アイアン・マクドナルド |
ストーリー
アパッチ戦争から3年後、米軍と講和条約を結んだ酋長コチーズが亡くなり、その後を長男ターザ(ロック・ハドソン)が継いだ。ターザは、亡き父の願いである抗争回避のために尽力するが、次男ナイーチェ(バート・ロバーツ)は白人を敵視していた。
互いの思想の違いにより二人は衝突するが、その裏には長老の娘ウーナ(バーバラ・ラッシュ)を取られたくない気持ちがあったからであった。
やがて、ナイーチェが白人を殺したことから米軍との関係にヒビが入り始める。