喜劇王チャップリンが『殺人狂時代』から5年ぶりに製作・監督・脚本・作曲・主演を行った長編作。
第一次世界大戦前のロンドンを舞台に、老喜劇俳優カルヴェロが足を痛め絶望した若きバレリーナ、テリーを救うため奔走する姿を描きます。
チャップリン演じるカルヴェロのパートナーには、喜劇俳優バスター・キートンがキャスティング。
これまでのチャップリンの作品にはなかったコンビ芸を披露しています。
作品の内容とは関係ありませんが、本作はチャップリンがアメリカで手掛けた最後の作品でもあります。(赤狩りにより追放されたため)
これからおよそ20年後の1972年にアカデミー賞名誉賞を受賞するまで、彼はアメリカの地を訪れることはありませんでした。
そうした視点から見ても歴史に残る一作と言える作品です。
放送情報
ライムライト【字幕】BS103 BSプレミアム
2021/3/24(水) 13:00-15:18
作品概要
原題:Limelight1952/アメリカ 上映時間137分
スタッフ
監督 | チャールズ・チャップリン | |
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製作 | チャールズ・チャップリン | |
脚本 | チャールズ・チャップリン | |
撮影 | カール・ストラス | |
美術 | ユージン・ローリー | |
衣装 | ライリー・ソーン | |
編集 | ジョー・インゲ | |
音楽 | チャールズ・チャップリン | |
ラリー・ラッセル | ||
レイモンド・ラッシュ |
キャスト
役名 | 俳優 |
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カルヴェロ | チャールズ・チャップリン |
テレーザ・アンブローズ | クレア・ブルーム |
カルヴェロのパートナー | バスター・キートン |
ネヴィル | シドニー・チャップリン |