放送情報
コッポラの胡蝶の夢【字幕】CS227 ザ・シネマ
2020/8/2(日) 07:45-10:00
作品概要
原題:Youth Without Youth2007/アメリカ、ドイツ、イタリア、フランス、ルーマニア 上映時間124分
監督:フランシス・フォード・コッポラ
製作:フランシス・フォード・コッポラ
製作総指揮:アナヒド・ナザロアン、フレッド・ルース
脚本:フランシス・フォード・コッポラ
原作:ミルチャ・エリアーデ
撮影:ミハイ・マライメア・Jr
美術:アディ・ポパ、エイドリアン・ポパ
衣装:グローリア・パプラ
編集:ウォルター・マーチ
音楽:オスバルド・ゴリホフ
出演:ティム・ロス、アレクサンドラ・マリア・ララ、ブルーノ・ガンツ
ストーリー
1930年代。年老いた言語学者ドミニク(ティム・ロス)は、かつて愛した女性ラウラ(アレクサンドラ・マリア・ラーラ)を忘れられずにいた。復活祭の日、彼は雷に打たれ病院に運ばれる。
彼が目を覚ますと、頭脳も肉体も若返っているのであった。
注目ポイント
○10年ぶりのフランシス・フォード・コッポラによる作品!コメント
1997年の『レインメーカー』以来、10年ぶりに公開されたことで話題となったコッポラ監督の作品。それまで全く映画業界に関わっていなかったかといったらそうではなくて、2000年にはクレジットこそされていないものの『スーパーノヴァ』という作品で監督を、2001年には『地獄の黙示録・特別完全版』の制作に携わったりしていました。
あくまで正式な監督としての活動が10年ぶりというだけなんですね。
しかしそのブランクは結構デカかったのか、本作の評価はあまり良くはありません。
原作とした小説『若さなき若さ』の原作通りの展開を見せながらも映画の尺に収めようとして、まとまりのない内容になっているそう。
とはいえ、これで火が付いたのか、ここから2年刻みで2作監督を務めています。(2009年『テトロ 過去を殺した男』、2011年『Virginia/ヴァージニア』)
コッポラ監督にとってはひとつきっかけとなる作品なのかもしれませんね。