『男はつらいよ』のシリーズ第2弾となる作品。
弟分の登とテキヤ家業を続ける寅次郎が、故郷の東京・柴又で恩師である散歩先生と再開し、その娘・夏子に恋をするも、ある騒動を巻き起こしてしまう様子を描いています。
恋多き寅次郎の動向をコミカルに見せつつ、彼の恩師や母親の登場でルーツを探らせるなど、シリーズ2作目にして『男はつらいよ』の地盤を作ったと言える内容になっている点に注目です。
| 監督 | 山田洋次 |
|---|---|
| 製作 | 斎藤次男 |
| 脚本 | 山田洋次 |
| 小林俊一 | |
| 宮崎晃 | |
| 撮影 | 高羽哲夫 |
| 美術 | 佐藤公信 |
| 編集 | 石井巌 |
| 音楽 | 山本直純 |
| 役名 | 俳優 |
|---|---|
| 車寅次郎 | 渥美清 |
| さくら | 倍賞千恵子 |
| 夏子 | 佐藤オリエ |
| お菊 | ミヤコ蝶々 |
| 散歩先生 | 東野英治郎 |
| 藤村 | 山崎努 |
| おいちゃん（車竜造） | 森川信 |
| おばちゃん（車つね） | 三崎千恵子 |
| 川又登 | 秋野太作 |
2020年4月にこの世を去った「SF御三家」とも呼ばれた小説家・筒井康隆の原作を実写映画化した作品。
広島県尾道市を舞台に、同じ一日を何度も繰り返す能力を手に入れてしまった女子高生・和子が、鍵を握る転校生・深町に惹かれていく姿を描きます。
舞台となる尾道市でロケを行い、作品の世界観を演出。（監督の大林宣彦は『転校生』(1982)、『さびしんぼう』(1985)でも尾道市をロケ地としています→通称「尾道三部作」）
映画初主演であった原田知世が主人公を好演すると同時に主題歌も務め、彼女の出世作ともなりました。
2006年には細田守監督により、アニメーション映画化。しかし、本作のスピンオフ的なオリジナルな物語となっているため、まったく異なる見方で楽しめるようになっています。
＜過去の放送＞
2021/5/31(月) 21:00-22:45
2021/9/27(月) 21:00-22:45
| 監督 | 大林宣彦 |
|---|---|
| 製作 | 角川春樹 |
| 山田順彦 | |
| 大林恭子 | |
| 脚本 | 剣持亘 |
| 原作 | 筒井康隆 |
| 撮影 | 阪本善尚 |
| 美術 | 薩谷和夫 |
| 編集 | 大林宣彦 |
| 音楽 | 松任谷正隆 |
| 主題歌 | 原田知世 |
| 役名 | 俳優 |
|---|---|
| 芳山和子 | 原田知世 |
| 深町一夫 | 高柳良一 |
| 堀川吾朗 | 尾美としのり |
| 神谷真理子 | 津田ゆかり |
| 福島利男 | 岸部一徳 |
| 立花尚子 | 根岸季衣 |
名優ショーン・ペンと子役時代のダコタ・ファニングが共演した作品。
知的障害を持ちながらも娘を育てる父サムが、養育能力ないと判断されたことから娘とはなればなれになる危機を迎える様子を描きます。
感動作として名高い本作。その大きな役割を担っているのが主演のショーン・ペンです。
知的障害を持った父親という難しい役柄を、高い表現力で演じたのは評価されており、第74回アカデミー賞（2001年度）主演男優賞でもノミネートされています。
また、ダコタ・ファニングも若干7歳ながらも圧巻の演技を見せており、映画俳優組合賞の助演女優賞を最年少で受賞するなど、映画界を賑わせる功績を残しました。
日本でも、日本アカデミー賞外国作品賞にノミネートされるなど、高く評価されている作品ですが、未だBlu-ray化はされていない作品です。（DVDのみ）
| 監督 | ジェシー・ネルソン |
|---|---|
| 製作 | マーシャル・ハースコビッツ |
| エドワード・ズウィック | |
| 製作総指揮 | マイケル・デ・ルカ |
| クレア・ラドニック・ポルスタイン | |
| デヴィッド・ルービン | |
| 脚本 | クリスティン・ジョンソン |
| ジェシー・ネルソン | |
| 撮影 | エリオット・デイヴィス |
| 美術 | アーロン・オズボーン |
| 衣装 | スージー・デサント |
| 編集 | リチャード・チュウ |
| 音楽 | ジョン・パウエル |
| 役名 | 俳優 |
|---|---|
| サム・ドーソン | ショーン・ペン |
| リタ・ハリソン・ウィリアムズ | ミシェル・ファイファー |
| ルーシー・ダイアモンド・ドーソン | ダコタ・ファニング |
| アニー・カッセル | ダイアン・ウィースト |
| ランディ・カーペンター | ローラ・ダーン |
| マーガレット・キャルグローブ | ロレッタ・デヴァイン |
| Mr.ターナー | リチャード・シフ |
| イフティ | ダグ・ハッチソン |
監督ジョン・フォード、主演ジョン・ウェインで送る『アパッチ砦』(1948)の続編となる「騎兵隊三部作」の第二作目。（後続作には1950年の『リオ・グランデの砦』）
リトルビッグホーンの戦いから間もない1876年を舞台に、隊長夫人のアビーとその姪オリヴィアを駅馬車で送り届けるため、第7騎兵隊のブリトルズ大尉が部下を率いて護衛を務める姿を描きます。
「騎兵隊三部作」の第二作目という位置づけではあるものの、ジョン・ウェインが演じるのは前作とは異なる人物です。
今作で演じるのは退役を間近に迎えた老兵。前作でアパッチ族との戦闘に身を投じたヨーク大尉との違いを比較するのも楽しさの一つとなるかもしれません。
また、今作の題名（現代の『She Wore a Yellow Ribbon』）の元ネタとなっている民謡がテーマ曲として使用されているのにも注目です。
| 監督 | ジョン・フォード |
|---|---|
| 製作 | メリアン・C・クーパー |
| ローウェル・J・ファレル | |
| ジョン・フォード | |
| 製作総指揮 | |
| 脚本 | フランク・S・ニュージェント |
| ローレンス・ストーリングズ | |
| 撮影 | ウィントン・ホーク |
| 美術 | ジェームズ・バセヴィ |
| 衣装 | D.R.O. Hatswell |
| 編集 | ジャック・マレー |
| 音楽 | リチャード・ヘイグマン |
| 役名 | 俳優 |
|---|---|
| ブリトルズ大尉 | ジョン・ウェイン |
| オリヴィア | ジョーン・ドルー |
| コーヒル中尉 | ジョン・エイガー |
| タイリー軍曹 | ベン・ジョンソン |
| ペネル少尉 | ハリー・ケリー・ジュニア |
| クインキャノン軍曹 | ヴィクター・マクラグレン |
| アビー | ミルドレッド・ナトウィック |
1969年には『明日に向って撃て!』の脚本を執筆し、のちには『遠すぎた橋』(1977)、『ミザリー』(1990)などの脚本も手掛けたウィリアム・ゴールドマンの原作、脚本を『遥か群衆を離れて』(1967)、『真夜中のカーボーイ』(1969)などの監督、ジョン・シュレシンジャーがメガホンを取った作品。
大学院生であるベープが、兄の関係していた元ナチスの大物に狙われることとなりニューヨークを逃げ回ることとなる姿を描いています。
巻き込まれた主人公ベープを人気俳優ダスティン・ホフマンが好演。
タイトルの通り走るシーンが多く、スピード感あふれる展開はエンタメ性抜群の作品と言えるでしょう。
| 監督 | ジョン・シュレシンジャー |
|---|---|
| 製作 | ロバート・エヴァンス |
| シドニー・ベッカーマン | |
| 脚本 | ウィリアム・ゴールドマン |
| 原作 | ウィリアム・ゴールドマン |
| 撮影 | コンラッド・L・ホール |
| 美術 | リチャード・マクドナルド |
| 衣装 | ロバート・デ・モラ |
| 編集 | ジム・クラーク |
| 音楽 | マイケル・スモール |
| 役名 | 俳優 |
|---|---|
| ベーブ | ダスティン・ホフマン |
| ゼル博士 | ローレンス・オリヴィエ |
| ドク | ロイ・シャイダー |
| ジェニウェー | ウィリアム・ディヴェイン |
| エルザ | マルト・ケラー |
『48時間』シリーズや『ストリート・オブ・ファイヤー』などを手掛けたウォルター・ヒル監督が、アーノルド・シュワルツェネッガーとタッグを組んだ作品。
麻薬ディーラーのヴィクターを追う、モスクワの刑事ダンコーが、現地シカゴの型破り刑事アートと協力し、捜査を進めていく様子が描かれていきます。
シカゴの刑事アートをシュワちゃんが、モスクワの刑事ダンコーをジェームズ・ベルーシ（ジョン・ベルーシの兄）が演じているのが見どころ。
規律に縛られないアートと、堅物なダンコーの凸凹コンビが見せる捜査は、ウォルター・ヒル監督が『48時間』で培った経験が生かされた面白さと言えるでしょう。
＜過去の放送＞
2021/８/7(土) 19:00-21:00
| 監督 | ウォルター・ヒル |
|---|---|
| 製作 | ゴードン・キャロル |
| ウォルター・ヒル | |
| 製作総指揮 | マリオ・カサール |
| アンドリュー・G・ヴァイナ | |
| 脚本 | ハリー・クライナー |
| ウォルター・ヒル | |
| トロイ・ケネディ・マーティン | |
| 撮影 | マシュー・F・レオネッティ |
| 美術 | ジョン・ヴァローン |
| 衣装 | ダン・ムーア |
| 編集 | ドン・エイロン |
| カーメル・デイヴィス | |
| フリーマン・A・デイヴィス | |
| 音楽 | ジェームズ・ホーナー |
| 役名 | 俳優 |
|---|---|
| イワン・ダンコー | アーノルド・シュワルツェネッガー |
| アート・リジック | ジェームズ・ベルーシ |
| ヴィクター | エド・オロス |
| ドネリー署長 | ピーター・ボイル |
| スタブ | ローレンス・フィッシュバーン |
| キャット・マンゼッティ | ジーナ・ガーション |
| ギャラガー | リチャード・ブライト |
浅田次郎の短編小説を主演・高倉健で映画化した作品です。
高倉健演じる定年間際の鉄道員と、廃線を迎える電車とを重ねるようにして描いた内容は高く評価されています。
2020年11月には4Kデジタルリマスター版がリバイバル公開され、今なお愛される名作です。
＜過去の放送＞
2021/1/11(月) 21:00-22:53
| 監督 | 降旗康男 |
|---|---|
| 製作 | 高岩淡 |
| 脚本 | 岩間芳樹 |
| 降旗康男 | |
| 原作 | 浅田次郎 |
| 撮影 | 木村大作 |
| 美術 | 福澤勝広 |
| 編集 | 西東清明 |
| 音楽 | 国吉良一 |
| 主題歌 | 坂本美雨 |
| 役名 | 俳優 |
|---|---|
| 佐藤乙松 | 高倉健 |
| 佐藤静江 | 大竹しのぶ |
| 少女 | 広末涼子 |
| 杉浦仙次 | 小林稔侍 |
| 吉岡肇 | 志村けん |
| 杉浦秀男 | 吉岡秀隆 |
| 吉岡敏行 | 安藤政信 |
| 杉浦明子 | 田中好子 |
| 加藤ムネ | 奈良岡朋子 |
